性風俗店に女性を紹介し、紹介料を店から得る「風俗スカウト」。職業安定法違反(有害業務の紹介)などの罪に問われた元スカウトの男2人が裁判で、組織的な「人身売買」の実態を語った。
被告2人は、それぞれがSNSで知り合った女性を大分県別府市の風俗店に紹介し、紹介料として約28万円や約9万円を受け取ったとして、職業安定法違反と組織犯罪処罰法違反の罪に問われた。東京地裁で別々に公判が開かれ、1人に対しては25日に懲役2年執行猶予4年、罰金50万円の判決が言い渡された。もう1人の判決は4月に予定されている。
公判での2人の説明によると、事件当時、2人は大学生で双子の兄弟。幼なじみから「稼げる仕事がある」と誘われ、「ダテ」と名乗る男らと新宿の喫茶店で会った。SNSを使い女性を風俗店に紹介する仕事だった。
プロフィル欄に「出稼ぎ最強スカウト」
やると答えると、「X」アカ…